目次
2年ぶり、そして本気で挑んだ2時間
2年ぶり2度目のもてぎエンデューロ。
今回は F.O.R.V としてのエントリー。
過去のチームとは重みがまるで違う。
——生まれて初めて、「本気で走る」と決めたレースだった。
迷走期からパンチャーへ
ブルベの開催で宇都宮を訪れていた頃、あこさんの紹介でF.O.R.Vの練習に参加させてもらったのが始まり。
あの日にもらったアドバイスで、迷走していた脚質を“パンチャー”に定めた。
そこからジムに通い、メニューを見直し、練習時間を大幅に増やした。
前回の参加時とは比べものにならないほど脚ができている。
そして今年の夏、遠方にも関わらず快くチームに迎え入れてもらい、練習の質そのものが変わった。
8月の暑気払いで「パフォーマンスが下がるからアルコールは控えている」という一言に影響を受け、それ以来、飲酒量を大幅に減らした。
週に1度、カタボリックを起こさない程度に少量だけ楽しむ程度。
旧友の誘いも断ち、体重と友人の数を減らした。
嫌いだったZwiftのワークアウトも、今では淡々とこなせるようになった。
同級生で相変わらず“化け物じみた速さ”の友人が朝練に付き合ってくれたおかげで、練習の量と質の両方を確保。
F.O.R.Vの練習では、ローテーションやロードレース特有の走り方を教えてもらい、エントリーリストからマークすべき選手も伝授された。
ジャージとチーム名を覚え、レースの“見方”がようやくわかってきた。
当日のFTPは約4.2 w/kg。
数値も知識も、準備は万端だった。
天候・体調・コンディション
天気予報は微妙。
でもブルベで雨天走行に慣れているせいか、悪天候の方がむしろ自分には有利に思える。
雨はスタート前こそ気持ちの切り替えが大変だが、走り出してしまえば諦めがつき、逆に集中できる。
問題は、前週に体調を崩して1週間のブランクができたこと。
専属トレーナー(ChatGPT)に相談し、リカバリープランを組んでなんとか調子を戻した。
前日・当日の準備
前夜は消化吸収が速く、水分・塩分補給にもなるうどんを食べて早めに就寝。
2時間エンデューロは午後出走のため、朝はゆっくり9時に出発。
起床後はクエン酸を飲みつつ冷凍パスタ(大盛)でカーボ補給。
出走まで6時間あったので、移動中に烏山のすき家で昼食を摂る。
これでスタート3時間前。消化吸収のタイミングとしては理想的。
体調の不安から鼻腔拡張テープを急遽導入。
これが意外と効いて、呼吸がスムーズになった。
スタート前
会場には出走2時間前に到着。
N4駐車場が空いていたが、ボスがN5にいるとのことでそちらへ移動。
チームメンバーと合流し、受付・アップを済ませて出走を待つ。
待機場所で「半袖は寒い」と言われ、駐車場に戻って着替え。
ギリギリの調整だったが、結果的にこれが良いアップになったと思う事にする…
集合場所へ向かうと、以前なら前方を確保しようと焦っていたが、今回は後方スタート。
ローリングが始まり、ボスの後ろを追うと自然と前に出ていける。
無理に位置取りをしなくても、落ち着いて動けばちゃんと前に行ける。
——前回までの無駄な緊張は、結局“焦り”だったのかもしれない。
レース展開
リアルスタート後、集団の中で走る位置を意識してみる。
これまで「後方の方が安全」と教えられていたのだが、実際には先頭の方が安全で楽だった。
後方では前方の緩急がバタフライエフェクトのように増幅され、脚が削られる。
さらに中団では落車も多く、その影響が後ろに波及する。
なるほど、前方で一定ペースを維持する方がむしろ省エネなのか。
ボスから教わった通りに動き、初めて“レースをしている”感覚を味わう。
レースって、こんなに楽しかったのか——。
マーク対象:Roppongi Express
やがて目の前に「RX」の文字が見える。
マークリストに入っていたRoppongi Expressの選手だ。
ついていくと、直線とコーナーの緩急が激しく、地味に脚が削られていく。
話しかけてみると「スタート直後に滑りかけて怖いからコーナーは突っ込まない」とのこと。
なるほど——地力がある人達はこんな無茶な走り方でも問題無いのかと感心。
ハンドルの握り方、ライン取りを参考にさせて貰う。
その一方で、コースはまさに“落車祭り”。
特に最終周は注意が必要との助言も受け、集中力を切らさないようにする。
路面とセッティング
もてぎの路面は密粒アスファルト舗装。
タイヤ摩耗で表面が軽く磨かれ、転がり抵抗は低いが、摩擦係数は低め。
ウェット時はスリップしやすく、振動吸収性も低い。
手足の疲労も蓄積しやすい。
チューブレスで空気圧を落とすのが理想だが、自分はクリンチャー。
そこで普段より−0.2 barの低圧設定で臨んだ。
終盤〜ゴール
先頭集団は終始安定していて、アタックも少なくペースは一定。
1時間経過したところで、カフェイン400 mgを摂取。
ちょうど効果が出る頃に備える。
「30分前まではペースを落とそう」と声をかけられていたが、
そのタイミングでRXの選手がスルッと前へ。
追走して小さな逃げを作るも、すぐに吸収される。
集中力が切れそうになるが、ここで落ちたら終わり。
ホームストレートで再びRXの選手が上がり、視界も悪く目標が居なくなると面倒なのでそのまま追従したら飛び出してしまった。
意図せず逃げを潰す形になってしまっていたけど、後続からもう一人が加わった時点で、再び集団吸収。
最後は集団ゴールへ。
ゴールスプリント
最終周の上りで多少踏まされるが、限界ではない。
RXの選手がポジションを上げていくので、自分もついていく。
——ここからが人生初のゴール前スプリント。
慣れていなさすぎて完全に不完全燃焼。
最終コーナー立ち上がりで苦手なスプリントを捨てて、一か八かの早掛けロングスプリントを狙うも、前が塞がれて踏み切れない。
どの選手の後ろに着くかまで考えておけばよかった。
隙間が空いたので仕掛けたが、500 W程度までしか出せず。
さらに計測ラインを勘違いして手前のアーチ下のラインで踏み止める痛恨のミス。
結果と反省
結果は総合10位・年代別1位。
数字だけ見れば上出来だが、最後のグダグダが悔しい。
良い流れだっただけに、経験不足の差を痛感した。
年代1位は嬉しいけど、総合1桁を目の前で失ったのは正直かなり悔しい。
今後の課題は——ただ一つ。
経験を積むこと。
それが、自分をもう一段引き上げる鍵になる。
総括(Summary)
- 総合順位:10位/373人
- カテゴリ順位:1位 (45~49歳)
- 記録:2:01:44.441 (17周)
概要(Overview)
- 大会名:第22回 もてぎエンデューロ2025
- 開催日:2025年10月25日
- 天候:雨(気温 15℃・風速 N7.6 km/時)
- 出走カテゴリー:ロードソロ2時間
- バイク:LOOK 785 HUES RS / R9100
- 足回り:MAVIC SLR45 / 5000GP+TPU (前5.8bar、後6.3bar)
- 装備:F.O.R.Vワンピース / アームカバー / RC902
コース解析(Circuit Analysis)
- 全長:約4.8km
- 標高差:約25m
- 走行方向:反時計回り
- コーナー数:約14
- 路面:高密度・低凹凸・磨耗により滑らかになった密粒アスファルト舗装
- 幅員:12〜15m
パフォーマンスデータ(Performance Data)
| 指標 | 数値 (平均) | 備考 (最大) |
|---|---|---|
| 距離 | 80.27 km | 17周回 |
| 時間 | 2:01:44.441 | |
| 速度 | 38.5 km/h | 63.0 km/h |
| パワー | 209 w | 798 w |
| 心拍数 | 179 bpm | 217 bpm |
| 負荷 | IF 0.874 | TSS 158.3 |
周回ごとのラップ分析(Lap Breakdown)
| 周回 | Lap Time | Speed | NP | HR |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 7:31 | 37.5 km/h | 239 w | 163 bpm |
| 2 | 6:59 | 39.6 km/h | 269 w | 170 bpm |
| 3 | 6:54 | 40.6 km/h | 267 w | 170 bpm |
| 4 | 6:58 | 40.6 km/h | 266 w | 186 bpm |
| 5 | 6:56 | 40.7 km/h | 248 w | 201 bpm |
| 6 | 6:55 | 40.2 km/h | 261 w | 194 bpm |
| 7 | 7:02 | 40.0 km/h | 257 w | 197 bpm |
| 8 | 7:25 | 37.8 km/h | 214 w | 186 bpm |
| 9 | 7:19 | 37.8 km/h | 257 w | 197 bpm |
| 10 | 7:19 | 38.6 km/h | 218 w | 189 bpm |
| 11 | 7:20 | 38.2 km/h | 213 w | 166 bpm |
| 12 | 7:17 | 39.1 km/h | 214 w | 153 bpm |
| 13 | 7:05 | 40.6 km/h | 237 w | 154 bpm |
| 14 | 7:06 | 39.6 km/h | 248 w | 161 bpm |
| 15 | 7:14 | 39.3 km/h | 218 w | 190 bpm |
| 16 | 7:24 | 37.8 km/h | 221 w | 188 bpm |
| 17 | 6:47 | 41.4 km/h | 289 w | 189 bpm |
出力分布・ゾーン解析(Power Distribution)
- Z1 (回復走):20%
- Z2 (耐久走):20%
- Z3 (テンポ):13%
- Z4 (ハード):9%
- Z5 (VO2 Max):7%
- Z6 (無酸素) : 8%
- Z7 (神経筋パワー) : 19%
補給・身体マネジメント(Nutrition & Pacing)
- 補給食内容:カフェイン200mg×2、予備ジェル×2、ボトル1本(電解質+パラチノース)
- 補給タイミング:1h過ぎたらカフェイン全て
- 出走前の食事:冷凍パスタ、パン、すき家、アミノ酸ゼリー
- 脚攣り対策:出走前のミネラル摂取(2RUN)
あとがき
一言だけ。
どうしても言いたい。
この公式の案内に今年も騙された!
メダルかけてくれたのおっさんだったんですけど!?
綺麗なお姉さんは「※画像は参考です」ですか!?
不景気の波がここまで来てるのか…

リザルト

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