AJ宇都宮で初となる福島県白河市発着の300kmブルベ。
中禅寺湖200kmと同様にエントリーが開始される前にルートを作成した本人が、西会津300kmのルート紹介をお届けします。
「西会津」というペットネームから山岳地帯を想像されるかもしれませんが、全体の獲得標高は約3,000mと、一般的なブルベの範囲内に収まっています。
また、険しい山道はトンネルを利用するため、大きな登りもありません。
都会の喧騒を忘れ、秘境でのサイクリングを存分に楽しめる、魅力的なコースに仕上がったと自負しています。
目次
どんなルート?

「西会津300km」は、下郷、只見、西会津、猪苗代と、福島県西部を周遊するコースです。
キューシートを見て分かる通り、300kmにしてはポイントが約50しかない、とてもシンプルなルートです。
そのため、GPSがなくても走りやすい設計となっています。
最近のブルベに慣れた方は、あえてGPSを使用せずに挑戦してみるのも面白いかもしれません。
スタート直後は、羽鳥ダムへ向けての上り基調となりますが、信号は少なく、タイムロスを気にすることはないでしょう。
パーマネントでお馴染みの羽鳥ですが、このコースでは別荘地帯を避けており、激坂がありませんのでご安心ください。
ちなみに、甲子トンネルを経由して下郷へ抜けるルートも考えられますが、このトンネルは交通量が多く、車速も速い上、路肩幅が狭いため、地元では自転車で通行することを避けています。
羽鳥を通るルートに設定しているのは、「厳しさ」ではなく「優しさ」と覚えてください!
下郷から只見へ向かう途中、だいくらスキー場付近で鋭い上りが表示されていますが、ここはトンネルを通るルートです。
コースを作成している私自身がトンネル嫌いの人間ですが、そんな私が「通してもいい」と思えるトンネルですのでご安心ください。
※ただし、ガーミンのクライムプロを使っている場合、トンネルの影響で残りの勾配がどんどん増えていくように表示されますので、気になる方は見ないことをおすすめします。
只見から三島への道は、パーマネントでもご好評いただいているルートで、交通量が少なくとても走りやすい道です。逆走にはなりますが、下島将輝選手(シモジマン)の動画でも紹介されています。
地元が推奨するおすすめのルートでもあります。
時間が合えば只見線を走る電車の姿を楽しむこともできるかもしれません。
参考リンク: https://www.youtube.com/watch?v=pu2SWA1TKto&t=744s
西会津から猪苗代に向かう道では、喜多方の南部を通過します。ここでは、夕飯でお馴染みの喜多方ラーメンを楽しむことができます。
ルート近辺には22時頃まで営業している定食屋もありますので、多くの方が間に合うのではないでしょうか。
また、磐梯山の麓を走るため、天気が良ければ月明かりに照らされる美しい磐梯山を眺めることができます。
その後は、猪苗代を通過してゴールを目指すだけです。
この地点をオンタイムで通過すれば認定は確実でしょう。
途中、勢至堂で少しの上りがありますが、天栄村からの上りに比べると、距離も斜度も緩やかで、気付けば終わっている程度の坂です。
反対に、下りはかなり速度が出てしまう可能性があるため、安全第一で、疲れた場合は休憩を挟みながら慎重に通過してくださいね。
ルートの魅力

「西会津300km」は、福島の郷土文化や食を堪能できるルートも魅力の一つです。
喜多方ラーメンや地元の定食屋でエネルギーを補給しながら、美しい磐梯山や只見川の自然景観を楽しむことができます。
また、夜間走行では月明かりに照らされる磐梯山や静寂の中でのライドが、ブルベならではの特別な体験を提供します。
さらに、地域で推奨されている安全なルートを取り入れることで、地元の温かさを感じられるのもポイントです。
挑戦心をくすぐるアップダウンと達成感、そして地域とのつながりを味わえるこのコースは、多くのライダーにとって忘れられない旅となるでしょう!
ルート上のおすすめポイント

塔のへつり、只見線、磐梯山、猪苗代と、見どころがたくさん詰まったコースです。
今回はあえてお勧めのポイントを紹介しません。
それは、200kmを走り終えて初めて300kmに挑戦される方には、ぜひご自身で観光や食事の計画を立ててほしいからです。
ブルベは当日の走行だけでなく、事前の準備や計画も楽しみの一つです。
コースアウトのリスクも少ないルートですので、地図を眺めながら当日をお待ちください!
装備について

- 前照灯1灯以上
- 尾灯1灯以上 (夜間は常時点灯)
- ベル (電子ベル不可)
- 反射ベスト (たすき可)
- スマートフォンやデジカメ等の撮影機器
300kmのルール上の装備は200kmと変わりません。
しかし夜間走行が必須となってくる距離になっていますので前照灯2灯以上、尾灯2灯以上の装備がある事が望ましいです。
可能であれば前照灯の予備バッテリーも1つあると良いでしょう。
まとめ

「西会津300km」は、塔のへつりや只見線、磐梯山、猪苗代など、福島の豊かな自然と文化を満喫できる魅力的なコースです。
キューシートがシンプルで道に迷いにくいルート設計のため、ブルベ初心者にも挑戦しやすいのが特徴です。
さらに、このコースは事前の観光や食事の計画を自由に楽しめる点もポイント。
地元の郷土料理や、沿道の絶景をどのように味わうかはライダー次第です。
ブルベならではの自由度の高い楽しみ方を、ぜひ体験してください。
走行中は美しい自然や静寂の中での夜間走行など、心に残る瞬間がたくさん待っています。
200kmを走り終え、初めて300kmに挑む方も、このコースで新たな挑戦の喜びを感じてみてはいかがでしょうか。
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